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便秘の治し方について考えること(便秘対策No1) [便秘の原因]

便秘の治し方について書いてきましたが、今回は対策編です。
これまで、便秘の大きな原因は便が固くなることで直腸に達しないので
便が出てこなくなり便秘になるということを書きました。


実際、私の体験でも、便意を半日我慢するだけで効果覿面!
すっきりと出なくなります(笑)


それは当然のことで、便が軟らかいと直腸の出口あたりまで便が充満して
ある一定以上の重さになると、直腸の出口を刺激して便意を感じるからです。
だから、ある程度下まで便が降りてこないと話になりません。


対策を考える前に一言

それは食品に含まれている防腐剤です。
この防腐剤で便秘がひどくなっている可能性があります。


便が軟らかいことの第一条件は腸内に乳酸菌や酵母が多いことです。
乳酸菌と酵母がお互いに支え合いながら働くことで、便の発酵が進み
軟らかくなります。つまり、十分な量の乳酸菌がないと発酵が進まず
固くなってしまうと言うことです。


ところが、今の食品にはソルビット、ソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸
カリウムという名称の防腐剤が使われています。
そのため、食品の持ちがよく、添加する量によっては1週間くらいカビが
生えたり、腐ったりしません。
それだけ、この防腐剤の殺菌力は強いものがあります。


問題は、漬け物、野菜などに含まれる乳酸菌や酵母がこの防腐剤の
作用で死滅してしまい、本来の働きを失ってしまっていることです。
私は秋田に住んでいますので、近くの農協スーパーで防腐剤の添加
されていない漬け物を買うことができます。


しかし、関東や地方の大都市圏で生活している人々が買える漬け物
にはほとんどソルビットやソルビン酸ナトリウムが入っています。
そのため、漬け物に本来入っている乳酸菌が死んでしまうだけでなく
一緒に食べたり、飲んだりした乳酸菌ドリンクの効果も半減してしまう
ことになります。


だから、ヤクルトを飲んでも便秘がよくならないということになります。
多くの方がこのことに気づいていません。
おそらく、こんなことを言うのは私ぐらいのものでしょうか?


仕事として臨床検査技師の職に就き、細菌に関してはある程度の知見
があります、だからわかることです。


かびない、腐らないという利便性と引き替えに新たな悩みを作ったのです。


昔は便秘症の人はあまりいませんでした。
これは昔から乳酸菌の豊富な漬け物を普段からたくさん食べていたからです。
乳酸菌は漬け物だけでなく、野菜にも残っています。
それは土壌中の植物性乳酸菌です。
野菜は洗ってきれいにしても少しの乳酸菌は残ります。
だから、生野菜は腸内の健康を保つのに大変有効なのです。


ところが、今の野菜は農薬でだめになってしまっているので、半分くらいは
死んでしまっているでしょう。おまけに最後は保存料にさらされてしまうので
もはや言うことはありません。


防腐剤の入った漬け物(漬け物だけではありません。お菓子、ラーメン、
パン、生菓子などあらゆるものに使われています)


おわかりでしょうか?
現代人は基本的に乳酸菌が不足しています。
だから、便秘になりやすいのです。


今日はここまで。
また次回に続きを・・・。


便秘によい乳酸菌と食物繊維が一緒に摂れる
リアルメイト・乳青





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